【5分で読める】人生どん底まで落ちた大学生の実話#8
これは、大学生になってすぐに人生のどん底に落ちた私の実話をそのまんま書いたものです。
5分くらいで読める量でちょこちょあげていくので、電車や寝る前、休み時間など時間がある時に、暇つぶし程度にお読みください。
あなたの貴重な5分をお借りします
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w.kと再会を果たし、
ついでにo.kとも再会をした私は、
目的地も聞かされないまま、
ひたすらw.kの運転する車に揺られ続けていた。
流れている音楽は私からしたら新鮮で、これを書いている今でこそテレビでよく出ていて有名な「WANIMA」や「あいみょん」、「sumika」などであり、きっと私が部屋にこもっている間、外の世界ではこんな音楽が流行っているのか…と少し感動した。
まぁ実際は、二人とも有名になる前だった曲ばかり流していたらしい。どちらかというと当時だと「マニアックだね」って言われるレベルのものであった。
二人とも私が大学に行かなくなった理由など
一切聞いてこなかった。
それどころか大学の話はせずに、
高校時代の話をたくさん話してくれて、
想像していたよりも全然気楽なドライブになった。
そして気づいたら、
地元を離れ、隣の県に突入していた、
「どこにむかってるの?」と聞くが、
やはり目的地は教えてくれない。
だが、その車の中にいる時間は、
自分がうつ病と診断されたことがすっかり頭から抜けていたかのように気持ちは楽だった。
すごく楽しい時間が続いた
だが、どこか不安はあった。
こんなに幸せな時間が続くはずがない。
きっと何かしら嫌なことが起こるのではないか、
この二人を巻き込んでしまうことになったらどうしよう…
そんなことを考えてしまう自分もいたが、
私が少しでも不安な顔や、黙っていることに気づくとw.kは笑わせてきたり、話を振ってきて、
不安なことを考えさせる時間を私から奪っていった。
そして、
話は高校時代のメンバーの話に戻り、
みんなが、
今、どこで何をしているかという話になった。
何をしてるかわからないメンバーには前振りなくランダムに電話をかけて「今何してるのー?」と訪ねていった。
そして、
北海道の大学にいった高校時代に仲が良かった女子に電話をかけると、
「もしもし?」
「今何してるー?」
「ん?羽田についたよ」
…!?
「羽田?」
「そう、羽田空港」
「なんで??」と聞くと、
「w.kに呼ばれた」
「「えぇぇぇぇ…」」
私と、o.kは思わず叫んだ
「そーゆーことー」
「この車は羽田空港行きとなりまーす」
はぁぁぁ???
つづく
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長くなってしまうので続きは次回!
まさかの目的地が羽田空港で、北海道からある女子が帰ってくることに…
w.kの目的とは…