【5分で読める】人生どん底まで落ちた大学生の実話#5
これは、大学生になってすぐに人生のどん底に落ちた私の実話をそのまんま書いたものです。
5分くらいで読める量でちょこちょあげていくので、電車や寝る前、休み時間など時間がある時に、暇つぶし程度にお読みください。
あなたの貴重な5分をお借りします
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私は、ひきこもってから初めて自分から電話をかけた…
相手は、高校で3年間ずっと同じクラスで、同じバスケ部で毎日ずっと隣りにいた数少ない親友と呼べる相手だった。
0時を過ぎていたため、きっと出ないだろうなと思いながらかけたが、すぐに、
「ん?なにー?もしもーし!こちらw.k!応答せよ!」
(本名は出さないで、イニシャルのw.kとします)
と、相変わらずのアホさ全開で電話に出た。
「応答せよって…こっちのセリフな?」と笑いながら返しつつ気づいたら涙が出ていた。
久しぶりに声を聞いただけで、涙が止まらなかった。
そこからはひたすら笑わせ続けてきた。
きっと、
すでに私が大学に行かずに、家にこもっているという噂を知っているにも関わらずに、理由も聞かずにひたすら笑わせてくれているw.kにますます涙が止まらなくなった。
気づけば朝の5時を過ぎていた。
私達は恋人の長電話のように、ひたすら話をした。
今までありえないくらい時間の進みが遅く、まるで自分だけ時間が止まっているんじゃないかと感じていたのに、その時だけは一瞬で時間が過ぎ去っていった。
高校の頃の話や、バスケの話、ドラマの話、お笑いの話、最近見たAVの話など…真面目な話からバカな話までただひたすら今を楽しめる時間だった。
環境が変わってから
たったの、
2、3ヶ月…
中学から高校に入って、自由の身になっていた私にとっては、高校での仲間と過ごした時間の居心地の良さから
本来は、居心地が良くないのが当たり前で、そこから自分が過ごしやすいような環境を作っていくものである
ということを、
忘れてしまっていたのだ。
電話の最後に、
突然、
w.kは、
「俺に任せとけって!!」
とだけ言って、
「また電話するわ!」
と電話を切った。
電話を切ったあとに、スマホを見ると
「来週の土曜日予定空けとけ!」
とだけ、
LINEが着ていた
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長くなってしまうので続きは次回!
この土曜日のできごとが、私の止まっていた時間をさらに加速させていくことに!
そして、
もう一度、
新しい人生を踏み出すきっかけとなる…