【5分で読める】人生どん底まで落ちた大学生の実話#6
これは、大学生になってすぐに人生のどん底に落ちた私の実話をそのまんま書いたものです。
5分くらいで読める量でちょこちょあげていくので、電車や寝る前、休み時間など時間がある時に、暇つぶし程度にお読みください。
あなたの貴重な5分をお借りします
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
w.kとの電話から私は徐々に外に出るようになっていた。
親の買い物に付き合ったり、髪を切りに行ったり、服を買いに行ったり…
今までカーテンを閉めたまま部屋にいることが多かった生活からは考えられないほど外にでていた
私は、久しぶりに再開する仲間と会えることにワクワクしていた
いや、
それ以上に、「自分から電話をかけることができた」ということ、
自分なりに一歩前に進むことができたようで、嬉しかったのかもしれない。
それまでは、あまりにしんどすぎて、ツラくて、どうすればいいかわからなかった時間を過ごしていた私だが、その時だけは薄れていたかもしれない。
部屋には、
部屋のドアを開ければ、大学で使うと思って買ってもらった電子ピアノが置いてある。
それはこれを書いてる今でもまだ置いたままだ。
そして、
パソコンを開くと、
w.kへの遺書のような内容が書かれているフォルダがそのままになっている。
正直、書いた内容はあまり覚えていないが、あの時は必死にどうにかしたい気持ちをなんとか記録しておきたかった…
という気持ちが強かったのだ。
そんなw.kにももうすぐ会える。
直接話そう。
たくさん話そう。
何から話せばいいかわからないがとにかくたくさん話さなければならないことはある
でも、
きっと私が何から話せばいいかわからなくて、話を切り出せないのを先読みして、
「今のうちに考えろ」
と、言わんばかりに、
w.kが先に長い長い話をしてくれることだろう。
そんなことを寝る前に想像しながら眠りにつく
少し前までは、
なかなか眠ることすらできず、
寝るとしても
「目が覚めることなく静かに永遠に眠りにつければどれだけ幸せだろう…」
とよく考えていた。
目が覚めたら覚めたで、
「また絶望した人生が始まるのね」
と、ため息をつきながら起き上がる。
そんな毎日の繰り返しだった。
それも、
もうすぐ終わる
そんな気がしていた…
つづく
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回、ついにw.kと再開!
しかし、w.kとともにそこにいたのは!?