【5分で読める】人生どん底まで落ちた大学生の実話#12
これは、大学生になってすぐに人生のどん底に落ちた私の実話をそのまんま書いたものです。
5分くらいで読める量でちょこちょあげていくので、電車や寝る前、休み時間など時間がある時に、暇つぶし程度にお読みください。
あなたの貴重な5分をお借りします
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w.kは、「T.Mとも会えたことだし行くか!」と言った。
例のごとく、
私は「どこに?」と聞く。
w.kは笑いながら
「決めてない」
とだけ言いながら車の鍵を開けた
車に乗り、w.kが運転をして車を走らせる
T.Mが増えて4人になった私たちは、さらに話すことが尽きなかった…
とても楽しくて仕方がなかった。
時間の流れかわからなくなるほど楽しい…
高校時代はいつもこんなに楽しかったのか。
あの頃は、
当たり前になりすぎて、
気づかなかった。
もう二度と戻ってこない青春と呼べる日々…
そんな過去を振り返りながら
車に揺られ続けた
そしてw.kが車を止めて、
「着いたぞ」
と一言。
そこには、
湘南の海が画面いっぱいに広がっていた。
そう、
そこは江ノ島だった。
私たちはバカみたいにはしゃいだ。服はびしょびしょどころか絞れるレベルだ。
自分らが大学生であるのを忘れているかのように、
いや、きっと大学生だからこそだろうか。
小学生に負けないレベルにはしゃぎ、遊んでいた。
きっと、
十年後くらいに振り返ったとき思うんだろう
大学生だからあんなに楽しいことができたんだろう…と。
私はそのとき思ったのだ。
人生ツライ時間があるのは当然で、こうやって楽しい時間を過ごすことで上書きしていけばいいのだと。
当たり前のことだが、その当たり前に気づけない人間もたくさんいるはず。
それは私のようにどん底に落ちたことがある人が気づくことができるのかもしれない。
辛い時でも一緒にはしゃぎ、楽しむことができる人間がそばにいてくれる幸せ。
確かなことを言えるのは、
私は高校時代に運良くこの仲間たちと出会うことができて、
幸せだった。
つづく
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長くなるから今回はここまで
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