【5分で読める】人生どん底まで落ちた大学生の実話#11

これは、大学生になってすぐに人生のどん底に落ちた私の実話をそのまんま書いたものです。

5分くらいで読める量でちょこちょあげていくので、電車や寝る前、休み時間など時間がある時に、暇つぶし程度にお読みください。

 

あなたの貴重な5分をお借りします

 

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私たちはついに目的の人物と再会した。

 

この女の名前は、T.M。

 

北海道の大学に進み、

 

高校卒業後は連絡はちょこちょこ取っていたが、会うことはなかった。

 

私が大学に行かなくなってからは連絡を取るのを一方的にやめた。

 

高校時代の思い出には必ずと言っていいほど出てくる。

 

私たち4人は高1のときのクラスが同じで、2年以降はT.Mだけは隣のクラスになってしまったが、つねに一緒にいる気がした。

 

というよりも、

 

T.Mはみんなに好かれていて、どこにいてもつねに中心にいた。

 

実を言うと、

 

高校時代に私は、このT.Mに恋をしていたかもしれない。

 

いや、

 

していた。

 

だが、

 

いつも一緒にいるのが当たり前のT.Mとの生活が壊れてしまったら…と考えてしまうと恋人でなくても幸せではいられる

 

そう考えるようにした。その結果クラスが違くても、クラスマッチや文化祭、部活や何気ない学校生活…それらの私の思い出には必ずと言っていいほどT.Mはすぐ近くにいた。



 

T.Mには思いを伝えることなく高校時代は終わった。

 

だが、高1の時に1つだけ約束をした。

 

あれは、たしか選択授業でT.Mと同じだった美術の授業のときだ。

 

隣で絵を描く、

 

T.Mを見て私は無意識のうちに、

 

「25歳を過ぎて、再会したときにお互いに恋人がいなかったら一緒に暮らそう。」

 

と言っていたのだ。

 

きっとT.Mは冗談だと思ったのだろう。

 

「いいよー」

 

と、絵の具の筆を持ったまま簡単に返事をした。

 

 

 

再会したT.Mという相手は、

 

私にとってはある意味、特別な存在であった。

 

             つづく

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次回「あの約束が…」

 

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